2011年7月12日火曜日

休職 Day22

だいぶ気持ちが復調してきた。動悸はまだたまに起こるが、頻度は減ってきた。何かをやる意欲も湧いてきたし、ご飯も食べられる。睡眠もまあまあ取れるようになった。

今から思うと、仕事休む前はかなり気持ちがやられていたと思う。思考がコントロールできなくて、四六時中仕事で追い詰められる感覚があった。やるべきことを頭に思い描くが、どうしても遅れがでてしまってどうしよう、っていうのをすごく考えていた。2週間くらい経った時に、ふと頭が軽くなったような気がした。ヘルニアの痛みで、思考がおかしくなってしまってたのかもしれない。

とにかく治ってきてよかったが、今月いっぱいくらいは恐らく休むことになるだろう。また、ぶり返したりしないといいが。

2011年7月3日日曜日

ジェイゾロフト

ネットの評判だと、副作用が少なく効果が高い薬のようです。最初は25mgからスタートして、今は50mg。飲んですぐに効き目が現れる薬ではないが、飲み続けると気持ちが上向きになっていくとのこと。副作用で吐き気が発生することがあるらしいが、飲んでみた感想としてはそんなに激しい副作用はない。「飲む」という行為自体でも安心が得られているような気がする。

ジェイゾロフト

休職 Day13 朝

昨日久しぶりに表にでたら、いきなりの息切れが発生。帰宅すると動悸が止まらず、貧血がひどい。ちょっと治ってきたと思っていたが、まだまだのようで。

本を読んでいても、今ひとつ集中力がない。何度も読み返さないと頭に入らないので読むのに時間がかかる。今の状態で仕事をしてたら、多分何一つできないだろうな。おかしくなって3週間くらいで休職したが、今思えばベストのタイミングだったと思う。あと1週間耐えていたら、もっと危険な領域に行っていたような気がする。職場の方々には迷惑をかけているが、病気は早期治療に限ると思うし、さすがに仕事に命は捧げられない。

他の人の症状を聞くと、自分の症状はまだ浅くて助かっていると思う。

2011年6月29日水曜日

休職 Day9 朝

今日は睡眠時間が短かった。4時間くらいか。その後眠れず。そこから軽めの動悸が続く。

最近、手に若干の震えとのどがおかしい。ジェイゾロフトの副作用らしい。病気は治っているのかどうかが把握できない。気持ちは上向いているように思えるが、動悸・息切れが起きているうちはまだまだということなのだろうか?結局また働き始めて同じストレスにさらされることになったら、また同じことが起きてしまうんじゃないだろうか?そういう不安が消えない。

幸いなことに大きな企業に勤めているので、異動という選択肢は取れると思う。でも、それで状況は改善されるのだろうか?まあ、休む前に抱えていた業務はかなり追い詰められる案件ばかりだったので、それがなくなるだけでも違うかな。

転職も考えなくもないが、いま環境を変えすぎるのもどうかなと思う。思い切って環境を変えることで治ることもあるらしいが、それも冒険しすぎだろうか?

2011年6月27日月曜日

休職 Day7 昼

今日は久しぶりに気分がいい。動悸はまだ少しあるが、全体的に落ち着いてきたような気がする。今復帰したらやっぱりダメなのだろうか?まあ、まだ全体的に体調も悪いし、貧血もひどいので多分ダメなような気もするが、なにより薬によって元気になっているだけなので多分ダメなんだろうな。

夜も眠れるようになってきているが、まだちょっと安眠という感じではないかな。あと、なぜか声が出にくくなっている。のどに異物感あり。これも薬の影響?今ひとつ復調に向かっているのかどうかわからない。

2011年6月25日土曜日

休職 Day5 昼

今日は1週間ぶりに医者に行ってきた。動悸も不眠も収まってきたが、まだ名残のようなものがあると伝えた。ジェイゾロフトが50mgになって処方された。分量が増えるのは不安だが、これで体の異変が収まれば儲け物だ。

時折動悸が激しくなる時がある。別にどうということはない場面だったりするので、何かが引き金になっているという感じではなさそう。ただ周期的に調子がよかったり悪かったりするだけなのかなと。

忘れておこうと思ってはいるが、やっぱり仕事のことを思い出す。そうなると「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」という感じで頭の中でやることを山積みにしてしまい、また深い絶望感を感じる。

本を読むと落ち着くことがわかった。でも読んだ本が「13階段」とちょっと暗い話だったが、意外と大丈夫だった。

2011年6月24日金曜日

休職 Day4 朝

今日も朝から動悸が激しい。薬は飲んでいるが、なかなか収まらない。

まだ休み始めてから日が経っていないのでしょうがないのかもしれないが、仕事に復帰するイメージがまだ掴めない。これは怖いことだ。このまま前の職場で働けるだろうか?それとも異動なのだろうか?転職という選択肢もあるが、心身ともに不安があるうちはとどまっていたほうがよいだろうか?

こういう思考が頭を渦巻いてどうにも気持ちが落ち着かない。将来の不安を感じるのも全般製不安障害の一部ということか。極力考えないようにしているが、どうしてもね。

2011年6月23日木曜日

休職 Day3 夜

今日は一日動悸が収まらなかった。無気力感が心を支配していて、まだ何かをやる気にならない。こういう時にこそ自分のやりたいことをやるべきだが、それが思い浮かばない。これも症状の一つなのだろうか?

会社のことは考えないようにしているが、やっぱりまだ頭から離れない。漫画を読んでいる間は、会社のことを忘れるらしい。なので、今は漫画を読みふけっている。一時でも気をどこかに向けられるなら、漫画も意味があるだろう。

今日はソラナックスは飲まない予定。しかし、暑苦しくて眠れないかも。

休職 Day3 朝

昨夜は意外とよく眠れたと思う。多分12時くらいに寝て6時には起きた。これくらいの普通の睡眠時間がコンスタントに取れるようになると、楽になってくるかもしれない。しかし、動悸はまだまだ収まらない。昨夜も動悸があって眠れないかと思った。動悸のせいで呼吸が苦しくてしょうがない。

やっぱり仕事に対する不安みたいなのが大きい。仕事関連の事柄や人をイメージすると、動悸が始まってしまう。経済のニュースとかにも反応する。こういうのが徐々に収まってくれればいいが。多分こういうのは「気にしない」のが一番なのだと思うが、今はそれが一番難しかったりする。

これから朝ご飯でも食べようと思うが、食欲はあまりない。まあ、口にいれれば食べられると思うが。

2011年6月22日水曜日

休職 Day2 夜

結局今日一日眠ることはなかった。今日はどうにも動悸が激しい。朝ご飯を食べた後に薬を飲んだが、あまり効果なし。昨日の夜寝るときに仕事のことをもやもやと思い出してしまったのが原因だと思う。

僕の職場にある「市場問題追跡システム」で毎週進捗を詰問されることを思い出してしまった。仕組みだけ見ればとてもいいシステムのように見えるが、実のところは担当者の精神を追い込むだけのシステムだということに会社は気がついていない。特に解決が難しく、手詰まりになってしまうような問題をかかえると、どうにもならず、担当者が詰問にあうという悪魔のようなシステムである。僕はそのシステムに2件も難問を登録されてしまい、通常の業務の他にこのシステムに追い詰められることになってしまった。僕のような症状を持つ人が立て続けにでれば、あのシステムの意義もまた問われることになるだろうと思う。まあ、それでもやめるような組織ではないが。

いつでも人を追い込むのは人だ。

今は多少眠気が来ているので、ひょっとしたら今日は眠れるのかもしれない。少ない時間でもいいから、眠りたい。寝ないのは体調が悪くなりすぎる。

抗不安剤「ソラナックス」

ソラナックスとは
ソラナックスはベンゾジアゼピン系のマイナートランキライザー・抗不安薬です。ソラナックスの 働きはリラックス系の神経を活性化し、気持ちを落ち着けるといったもの。

飲んでみた感想としては、飲むと割と早く効果が現れる薬です。不安そのものがなくなっていくという感覚ではないが、僕の場合は動悸が少し収まっていきます。多少眠気が現れるので、車を運転する前とかには飲まないようにしています。人によってはかなりの眠気を引き起こすこともあるんだとか。不幸にも車通勤なので、朝この薬を飲むことはできせんでしたがどうしようも無いときは半分に割って飲んでました。

夕食後に飲むと、動悸がそこそこの状態で眠りに入ることができます。でも、2〜3時間で動悸と共に目が覚めるので、朝まで効果が持続するってわけでもなさそうです。あと、この薬に限らずですが、薬を頼りに眠ると朝起きた時になんとなく気分が悪いです。そして、眠ったはずなのに睡眠不足の時と変わらないような感じが一日中します。

休職 Day2

昨晩は寝るときに仕事のことを考えてしまい、そこから激しい動悸が発生して結局眠ることができなかった。休み始めたらストレスから解放されてすぐによくなるのではないか、という期待を持っていたが、そういうわけにもいかないようで。あまり体を薬漬けにしたくはないが、抗うつ剤・抗不安剤を使い分けながら生活のリズムを強制的に整えるしか今は方法がないのかもしれない。

仕事のことを考えて動悸が起こるうちは復帰できないだろう。気分の落ち込みといい、動悸といい「本当に治るのだろうか?」という不安感が強い。こうして不安を持つこと自体がよくないのかもしれないが、今はどうしてもそういう感情がつきまとってしまう。

頭の中を仕事の内容が駆け巡り「ああ、あれも間に合わないな、これも間に合わないな」というのが繰り返されてしまう。そして、上司からのあおりのメールが思い起こされる。昔はそれも受け流すことができたが、今は心の奥底に突き刺さるような痛みを感じる。助言もなく、あおりたてられるのは辛い。他にも優先度の高い仕事もあるから、指摘された仕事に取りかかることもできない。遅れを指摘されて反論もできず、自分の能力のなさを責めるしかない。こうして、気持ちが追い詰められていったのだろう。

全般性不安障害とその症状

誰もが感じる正常な不安ははっきりした理由があってその間だけ続く。しかし、全般性不安障害の場合、特殊な状況に限定されない、理由の定まらない不安が長期間続き、ついには日常生活にも支障をきたすようになる。例)天災・不慮の事故や病気などを必要以上に、極端に不安に感じてしまう 等。全般性不安障害の患者数はパニック障害の患者数より3~4倍多いとされ、1000人に64人くらいが経験すると報告されており、まれな病気ではないと言える。不安障害のなかでは一般的で発症は10代半ばが多いが、精神科にはかなりの時を経て受診するケースが多い。原因はわかっていないが遺伝的要因や神経質の性格、現在のストレス状態や自律神経の障害などが発症の影響だと言われている

<特徴・症状>
1) 仕事や学業、将来、天災、事故、病気などのさまざまな出来事または活動について、過剰な不安と心配がある。しかし、その原因は特定されたものではない。

2) 不安や心配を感じている状態が6ヶ月以上続いており、不安や心配がない日よりある日のほうが多い。

3) 不安や心配は、次の症状のうち3つ以上の症状を伴っている。
・そわそわと落ち着かない、緊張してしまう、過敏になってしまう
・疲れやすい
・倦怠感
・動悸・息切れ
・めまい・ふらつき感
・集中できない、心が空白になってしまう
・刺激に対して過敏に反応してしまう
・頭痛や肩こりなど筋肉が緊張している
・眠れない又は熟睡した感じがない


Wikipediaより引用

2011年6月21日火曜日

全般性不安障害になった

健康だと思っていましたが、突然全般性不安障害になってしまいました。この体験が誰かの役に立つように、今の自分の状態を記して行きたいと思います。

ここ最近地震があったり、その後椎間板ヘルニアになって寝込んだりして、いろんな環境や体調の変化があったことが起因しているようです。特に椎間板ヘルニアで1ヶ月寝込んだ後の、絶望的な仕事の積み重なりに圧迫される感じをもってしまったことが大きな要因だと思います。1ヶ月の間に終わらせておくべきことが当然終わっておらず、それをやっていると今やり始めるべきことが遅れ、という悪い連鎖が断ち切れず、ヘルニアから復帰して3週間で精神が限界を迎えてしまいました。

症状としては「不眠」と「動悸」です。ヘルニアからの復帰初日の夜は、不安が募りすぎて一睡もできませんでした。その後に動悸が発生し、動悸があることで眠れないという状態になりました。眠りについたとしても、2〜3時間くらいで目が覚めてしまい、起きると動悸が激しくてその後眠れない、という状態が3週間続きました。

不眠が発生した段階で心療内科に診察してもらい、「ソラナックス」という抗不安剤を処方してもらいました。しかし、薬を飲んでも不眠は収まらず、症状がどんどん悪くなってしまうのが自分でもわかりました。不眠と動悸で仕事にまったく集中力を欠き、大きなミスこそありませんでしたが、一つのことをやるのにすごく時間がかかるようになってしまいました。

その後、再度診察してもらい症状が治まっていないことを告げると、今度は「ジェイゾロフト」という抗うつ剤を処方してもらいました。この薬も、急激な効果があるという感じではないですが、多少気分が落ち着いて動悸が収まり、「これで治るかも?」という期待を持てる効果でした。しかし、「あの件はまだ終わっていないのか?」という上司からの詰問をきっかけに不眠と動悸がどうにもコントロールできなくなってしまいました。

再度診察してもらうと「全般性不安障害兼抑うつ状態」とのことで、2ヶ月くらい休む必要あるということでした。ヘルニアですでに1ヶ月休んでいたこともあり、ためらいはありましたが、今はやればやるほど悪くなることが目に見えていたので、診断書を発行してもらいました。診断書を会社の健康相談室に持っていくと即日で休職が決定し、業務の引き継ぎをすぐやって、今日に至るというところです。上司はきっと面食らったことでしょうが、健康相談室の権力が意外と大きく、有無を言わせずに休職に持ち込むことができて助かりました。

以上がいままでの経過です。今後は病気の症状や、薬の紹介、医師の診断内容、会社とのやりとり、などを書いていこうかと思います。